毎年、1・2回こういうことに遇う。
授業の2時間くらい前、講師室で準備をしていると、O先生がやってきて、
「○○先生、お客さんが来てます」
というのだ。
出て行くと、そこには制服を着た見知らぬ女の子が立っていた。
なんだろう??
と思って彼女の話を聞いた。
彼女は高校3年生で、別の校舎の個別指導を受講していて、そこで私の「映像授業」を受講しているのだそうだ。
それを聞いて、
「あら、そうなんや。じゃあ、初めましてじゃなくて、・・・・・なんやろな?」
とか挨拶にならない挨拶を酌み交わした。
その彼女がどうして校舎にやってきたのかというと、夏期講習だけコチラの校舎に来てライブ授業を受講したいらしく、どの講座をとればいいのかわからないのでわざわざ相談に来てくれたのだ。
映像授業の方は、はやくも日清戦争までみてるらしい。
すごいなあ。。。
一通り説明をし終えたので、「じゃあ、がんばってな!」と言ってその場を立ち去ろうとしたその時!
「あ、あの。。。」
といって、彼女は鞄の中から茶色いテキストをとりだした。
映像の私の授業テキストだ。
ライブ授業は緑色のテキストで1冊なのだが、映像授業のテキストは茶色で3分冊なのだ。当然どちらも私が作成したもの。
彼女はテキストを差し出して、
「これにサインして下さい!!」
ときた(笑)
裏表紙に、でっかく「まつマーク」とガンバレ!って意味の言葉をマジックで書いた。
するとさらに彼女は紙を出してきて、
「実は、私の校舎の先生も、先生の映像授業をみていてファンなんで、これに何か書いて下さい!」
ときた。
先生が私の映像授業を観ているってのが、イマイチよくわからなかったのだが、とにかくまつマークと昨年プロに発注して作ってもらった、私のニューサインをして渡した。
「有難うございました!」
「先生にもよろしく言っといてね」
「はい!」
なんか照れたよ(笑)
とにもかくにも、我が教え子の一人であることは間違いない。
がんばれよ!