新曲

一足早く、ミスチルの新曲「GIFT」を購入!!! 




 今回は嬉しいことに、この他にあと2曲入っていた。



今回の曲「GIFT」は北京五輪の応援ソングとして作られたこともあって、とてもメッセージ性が強い詞になっている。 歌い出しの「一番綺麗な色ってなんだろう?」っていう問いかけも、「金メダルだけに価値があるのか?」っていう問いにも思える。もちろん金メダルを獲ることには大きな価値がある。でもそれは金メダルに価値があるのではなくて、そこに至るまでの様々な過程こそが大切なんだということを言いたいのだろう。

白か黒で答えろと言う 難題を突きつけられ」とか「白と黒のその間に 無限の色が広がって」という詞が出てくるが、ここにも櫻井氏の「他にも大事なことがあるんじゃないのか」「そこに至るまでの頑張った、努力した過程にこそ価値があるんじゃないのか」という問いかけが伝わってくる。

他にもある。

果てしない旅路の果てに 選ばれる者は誰? 例え僕じゃなくたって それでもまだ走っていくよ


このあたりの詞なども非常にメッセージ性がある。


実はこの曲を聴いて最初に浮かんだことがある。

別にたいしたことではないのだが、昔テレビ番組でこういうのがあった。

史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ

日本から予選をやってアメリカに渡り、あちこちを旅しながら、徐々に人数が絞られて最終的にニューヨークで頂上決戦が行われてチャンピオンが決定する。


この番組の見所は、誰がチャンピオンになるのかも見所だが、かなり長期間の戦いなので、その中で様々なドラマが生まれるのだ。それがこの番組の大きな魅力だった。

そして優勝者には賞品が送られる。

たしか第1回の賞品は、「ここどこやねん!?」と思えるような、アメリカの辺鄙な場所にある土地だったような気がする。


このように、過酷なクイズを勝ち抜いてきた割に、得られる賞品は「ズッコケ」なものになるのだ。最近のクイズ番組の賞品といえば、ほとんどが「現金」なのと大きく異なる。


しかし、ウルトラクイズに出場した者にとって大切なものは、その得られる賞品ではないはず。まさかそのズッコケ賞品が欲しくて出場したわけではあるまい。

一番素敵な色ってなんだろう?

一番光ってるものってなんだろう?


「GIFT」を聴いたとき、何故かそんな昔のテレビ番組の事が思い起こされた。