マッサージに行ってきました。
マッサージといっても、今日は足裏マッサージです。
私は肩こりがヒドイので、1週間に２・３回はマッサージに行きます。それで10回に1回は膝から下集中の足裏マッサージに行っています。
普通足裏マッサージ店では、店員はほとんどの確率で女性です。あの有名な『英国式リフレクソロジー』を考案した方も女性ですよね。
ところが、今日はどういう訳か男性店員にあたりました。
足裏マッサージで男性店員になったのは初めてです。
しかもかなりのオッチャン。
私は内心、（ひょっとして店長か！？）などと期待しました。
ところがマッサージが始まってすぐに（店長ではない！）ことに気づきました。
私のように頻繁にマッサージに行ってると、『上手いか下手か』がすぐにわかってしまうんです。
今日の人は、『下手』というのではなくて、『初心者』という感じでした。
手際が『若干』悪い。
それから、普通店員さんはマッサージ中に何度か『力加減よろしいでしょうか？』って訊いてくるんです。訊かれたら『もうちょっと強くして下さい』とかすごく言いやすいんです。
それがおじさんからは一度もない。
（わぁ、ヤバイ・・・初心者や・・・・）
私はいつも、かなり強めでやってもらってます。それを伝えたかったんですが、何故か（訊かれたら言おう。）と思ってしまってズルズルいってしまったんです。
結構な料金払ってますし、遠慮せずに言えばいいやん！と思う人もいるかもしれません。しかし私は、もう一つ別の想像をしてしまったのでそれも結局できませんでした。
それはどんな想像かというと・・・・・
なんかおじさん見てると、（この人リストラされて、再就職したんちゃうやろか？）とか思えてきたんです。
それでその歳で一生懸命勉強して、マッサージ練習して、やっとデビューしたのではないのかなと。
家には高校2年生と中学3年生の子供がいて、
今日からなぁ、お父さん就職先が決まってなぁ！お父さん、頑張るからな！
とかいって家を出てきてるのではないかと。
家でも家族相手に、必死に練習してるのではないかなと。
そんなことを勝手に想像してしまって、何も言えなくなっちゃったんです。
考えすぎですかね？（笑）
でもおじさんの一生懸命を見てると、そんな背景を想像してしまったんです。
はっきり言って、マッサージは不満の残るものでした。ですから、ホントはちゃんと言えば良かったのかもしれません。
最後におじさんが、『いかがでしたか？』と訊いてきたので、私はすかさずこうこたえました。
『はい。気持ちよかったです。』
おじさんの笑顔が印象的でした。
マッサージに行って、こちらが気を遣うとは・・・・・・
いろいろありますわ（笑）。
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