昨日のブログの最後で書いた、株式会社DeNAの南場智子社長が、今日のNHKの「プロフェッショナル」という番組に出演されてました。
南場社長、すごく好きなんです。
「この人と一緒に仕事してみたい!!」
って思えてくるんですよね。
社長が一番前のめり
っていうのがすごくいいです。
私自身も、かなりの「前のめり人間」なので、とても共感してしまうし、南場さんに憧れてしまうんです。
社長が前のめりになることによって、周りの社員を巻き込んでいく。それがあの会社の特徴みたいです。
番組の中で、南場社長の経営哲学や考え方などがいくつか出てきました。
南場社長は、
「ある部署で力がある人(つまりその部署のエース)がいたら、その人を思いきってその部署から抜く」
ということをやっておられます。
一瞬、何で?って思っちゃいますが、南場さんは「力のある人がいると、周りの人がその人に頼っちゃうんで」っておっしゃってました。
エースが抜けると、必ず今まで力を秘めていた人が新たに頭角を現してくるんだというのです。
わがタイガースがそうですよね(笑)
井川が抜けたら、その穴を今年度は能見・江草・小嶋が新たな左のエースとなってくれるでしょう!
まぁ、それはいいとして(笑)
それから、南場さんは「難しい決断に迫られた時」はある「指針」に従って行動するのだといいます。それは
目指す頂(いただき)にむかっているか?
ということだそうです。
これはとても大事なことだと思います。
言い換えれば「ぶれない軸もっている」ということだと思います。
「軸」がしっかりしていないと、「自分」がしっかりと保てませんからね。
私も自分自身、「生きていく上での指針」があります。迷った時や悩んだ時は、やはりその「指針」に従って行動するようにしています。(何かは言えません)
フランスの哲学者ボーボワールがこう言っています。
善はただ一つしかない。
それは自分の良心に従ってのみ行動することである。
この言葉の「良心」にあたる部分が「生きていく上での指針」のことでしょうか。
それから番組の中で、「南場さんが長い間コンプレックスがあった」と紹介されました。
(なんだ?)
と思いましたが、それは「(自分自身)血ヘドを吐いたことがない」ということでした。
「血ヘドを吐いたことがない」というのがコンプレックスだなんて、なかなか言えないことだと思いました。
歳を重ねると、ついつい「若い時にこんな苦労をした。」「あんな苦労もした。」なんてことを、なんだか自分の武勇伝のように語っちゃうことがあります。
私は、以前つとめていた会社の上司から、「苦しい時、つらい時に、それを周りにみせるな!」と教えられました。
それ以来、ずっとそうしようと心がけているのですが、なかなかできることではありません。
やっぱり南場社長、魅力的でした!
昨日に続いて、再度株式会社DeNAの南場社長のコメントURLを載せておきます。http://www.dena.ne.jp/recruit/index.html
苦しい時こそ、前のめりであれ!