せっかくの【うるう日】なので記す

あなたは自分のことを幸運な人間だと思いますか?


ひと月ほど前だったかな。

ぼーっとカーラジオを聴いていたら、聞き覚えのある声が流れてきた。

もしや?

と思い集中して聴いていると卒業生のF本がニュースを読んでいた。

ニュースが終わってからもそのままラジオを聴いていた。

上泉アナの番組だったかな?

ゲストが出てきて、文頭の、

あなたは自分のことを幸運な人間だと思いますか?

という問いかけをしたのだ。

問いかけの仕方がよく考えたら面白かったからだ。

「あなたは自分を幸せだと思いますか?」

ではなく、

「あなたは自分のことを幸運な人間だと思いますか?」

なのだ。

これって微妙に違うと思った。

何か自分が困ったとき、窮地に陥ったときに、なぜか周りに手を貸してくれる人が出てくる。

そんな人が「幸運な人間」ってことかなあってまず考えた。

じゃあ、それに自分があてはまるのか否か。

それからちょっと自分の今までを省みた。

どうだろうなあ、ってね。

そうやって記憶をたどっていくと、どうやら自分は幸運な人間なんだという結論に至った。


さてこれ何の話かというと、松下幸之助が入社試験の時に、必ず質問することがあったそうだ。

それが

あなたは自分のことを幸運な人間だと思いますか?

というものだ。

幸之助はこの問いに「はい」とこたえられる人を採用していたらしい。

ラジオのゲストは傘の話に例えていた。

急に雨が降ってきて、傘を持ってない。

そういうときに誰かから傘を貸してもらえる人。

誤解してはいけないのは。ただ他人の力任せにしている人という意味ではない。

要は、普段からそういう傘の貸し借りが出来る人との繋がりを持てているのかということだろう。

昨日、モエニホガールが「私人脈をつくる!」と言っていたが大いに結構なことだ。

しかしそのためにはまず自分を磨かなければイケナイ。


ここ最近、期せずして周りの方々から非常に良くして頂いている。

ここのところ何度もそういう体験をした。

本当に有難いことだ。

じゃぁ、今度はこっちが返さなくちゃね。

みんなにも訊いとこう。

あなたは自分のことを幸運な人間だと思いますか?