ドアコツン続報

tokeisan2008-04-19


危なかった。


先日マイポルシェがドアコツンされた。



ドアコツンとは隣の車のドアが開いたときに、隣の車にコツンとぶつけてしまうことをいう。



実はそれだけでも車のボディはへこむ。

私の場合はえくぼほどのへこみが出た。


そこで先日のブログでも書いたが、すぐさま近くの修理屋に持って行って見積もりをとってもらった。

修理代38000円


コチラに過失がないのに無駄な出費だ。



ディーラーに持って行くのも面倒だし、当該修理屋は朝車を預けて夕方には修理は終わるという。


その手軽さと、早く直したいという想いから、私は即「じゃあ、土曜日に持ってきますから」といって、書類を書いた。


それが2日前の話。



さて実はその時に少し引っかかることがあった。


それが以下の会話だ。

(私)「38000円!?そんなにかかるんですか??」


(修理工)「ええ、やっぱり外して、作業せなアカンし、この部分(凹んだ箇所)だけ塗装するわけにはいきませんのでね、やっぱり全体塗装せんとあきませんねん」

(私)「(サイドボディを)外さんとあきませんの!?」


(修理工)「ええ。お客さんの車、オープンカーでしょ。ちょっと外さないと(凹んだとこまで)手が届きませんわ」


(私)(少し黙考してから)
   
   「38000円という値段は全部塗装するから、そんなにかかるんですよね?」


(修理工)「そうですねん」


(私)「そしたら、塗装はいいですから、板金だけ(つまり凹んだところを後ろから叩いて直す)でできませんの?」


と、このような会話の後、修理工はいろいろと専門的な言葉を並べて、板金だけではダメで、塗装もしなければならないという説明をしてきた。



話してて段々面倒くさくなってきたことと、値段が微妙なところだったので、いったんはそこで折れて、お願いすることにして帰宅した。

私の心もそこの修理屋で直してもらうことで固まっていた。


そして昨日。


一応、ことの成り行きをディーラーに報告しておこうと思い、電話をかけた。


すると私を担当するディーラーは、


「それはまずいです!!!とにかくいっかいコッチ(ディーラー)に持ってきてください。」

という。



なぜかと私が訊くと、ディーラーの説明では、

恐らく街の修理屋には、ポルシェで使われている塗料と同じものはない。従って、よく似た色を使って塗装をするはずで、出来上がった最初はそれでいいかもしれないが、時間が経てば必ず色が微妙に変わってエライことなる。

ということだった。


なるほど、塗料か。納得できる説明だ。



そこまで考えてなかった私は、ディーラーに訊いてみた。(ちなみにこの時点で、私はすでに修理屋ではなく、ディーラーに車を預けようと考えを変え始めていた)

(私)「じゃあ、同じ作業をそちら(ディーラー)でやってもらったとして、いくらかかるんですか?」


当然気になるところだ。

すると答えはこうだった。

20万円くらいになります


えぇ!!!!!


んなアホな!!!!!


思わず電話口で叫んでしまった。

修理屋38000円、ディーラー20万円。


ち、ちがいすぎる・・・・・


ここで心が揺れ始めた。



ど、どうしよう????



するとディーラーがこのような提案をしてくれた。

「色塗らんと、板金だけしましょう」

おぉぉ!それは私が修理工に提案して却下された方法だ!

気になるお値段は・・・・



(ディーラー)「そうですねえ。3万はかからないと思います」



なぬぅ!?


めっちゃ安いやん!!!


決定!!!!!

ディーラー > 修理屋


そして今朝、車をディーラーに持って行った。当然修理屋には断りの電話を入れて。


車を預けたあと、高校時代の友人と合流して食べ歩き。


夕方頃別れて、西宮のディーラーに向かった。



すると車は完璧な仕上がり。


明細をみた。

15000円


なぬぅ!?

安いやん!!!


ディーラー曰く、塗装も全くはげてなくて凹んでいただけだそうだ。

故に修理内容は、板金のみ。だからこの値段で済んだのだ。


もし、修理屋に持って行ってたらと思うとゾッとする・・・・・

いやあ、助かったわぁ・・・・


危ない危ない。

やっぱり頼りになるのはディーラーやわ。