神の一杯

tokeisan2014-03-27

本日は講習の中休み。

熊本へ行った。


ヒロTと合流して、2年ぶりに北熊ラーメンへ。


いゃぁ、やはり美味い!

来た甲斐あったぜ。


ラーメンランチの後はお茶タイム。

ヒロTが調べたコーヒー店に行った。

店の名前は珈琲アロー。


外観は昭和の雰囲気漂う、少し怪しげな店だった。


狭い店内はカウンター席が10席程。

お客さんは誰もいなかった。

(だ、だいじょうぶなんか??)

と若干の不安を感じつつ、奥の座席に座る。

店内キョロキョロ見渡してもメニューらしきものはなし。


すると白髪のマスターが、おもむろにコーヒーをつくりだす。

「うちはこれ一本でやってますので」

なんとメニューはコーヒーのみ。


「どうぞ」

いよいよコーヒーが目の前にだされた。

こ、これがコーヒー

まるでほうじ茶のように澄んでいる。

琥珀色というのかな。



香りが…

な、なんだ

この香りは

「一番濃いコーヒーです」

とのこと。

一口飲む。



全身に鳥肌がたつ。



美味しい。


この香り、味。


今まで飲んでたコーヒーは何だったんだ

気がついたら3杯も飲んでいた。


唯一無二。

素晴らしい。

まさに神のいれる一杯。


そんな言葉がピッタリ。


著名人もこのコーヒーを飲むために訪れるそうだ。


三島由紀夫も何度も来店しているとか。


熊本に来る明確な理由が出来てしまった。

また来よう。


その後の熊本城やら桜やら北熊ラーメンがすっかり霞んでしまった。


いやぁ、シビれた。


一流とはかくあるべきってのを勉強させて頂きました。