先日(5月13日)、広島県福山でホテルが全焼する火災が起こった。
7人死亡した痛ましい事件だ。
若い人は知らない人が多いと思うが、実はこの大阪でもその昔大火災があった。
千日デパート火災だ。
偶然だが5月13日のことだった。
調べてみたら、1972年のことだった。
この火災では118人もの人が命を失った。
千日デパートとは現在の難波のビックカメラがある場所だ。
その火災以降、いろいろなことが囁かれた。
その場所は、昔刑場があって、そこで死刑になった人の数が118人だとか、
タクシーの運転手が、事件現場周辺で客を乗せたはずが、しらんまに後部座席から消えていただとか。
なんでこんな非科学的なことを書くかというと、実は私の近いところで奇妙な体験をした友人がいるからだ。
A氏としておこう。
A氏の体験を書く前に、千日デパートについて書いておこう。
千日デパートはその後取り壊された。
そしてその後新しいビルが建った。
プランタンなんばという若者向けのファッションビルだ。ルクアみたいな感じかな。
プランタンなんばの後にできたのが現在のビックカメラだ。
その日A氏は彼女とプランタンで買い物デートをしていた。
デートの途中腹痛に襲われたA氏は彼女を待たせてトイレを探すことに。
何故だかトイレがなかなかみつからず、店員さんにトイレの場所を訊いた。
そしてやっとトイレを発見した。
トイレを見つけたはいいが、一瞬違和感を覚えたらしい。
(なんか汚い・・・・)
急いでトイレに駆け込んだ。
(ふぅ・・間に合ったぁ・・・)
用を足してたら、A氏は異変に気づく。
トイレの外が騒がしいのだ。
最初は喧嘩か何かと思ったらしい。
しかしそうじゃない。
悲鳴やら怒号やら何かが倒れる音やらが聞こえてきたらしい。
慌ててトイレからでてみると、そんな様子はまるでなく、
(さっきのは何だったんだ??)
と思いつつ、待っている彼女の元へ向かった。
彼女と合流すると、どういうわけか彼女がプンプンに怒っていた。
なぜ怒っているのかわからないA氏。
怒っている理由を訊くと、彼女はもう2時間近く待っていたというのだ。
A氏の感覚からすると、長くても15分くらいだったという・・・・・
以上がA氏から聞いた話だ。
一体どういうことやろね。
摩訶不思議…・