今日はttさんと、前から行きたかった「浮世絵名品展」を観に行ってきました。
場所は神戸市立博物館です。
今回出品の絵は、ヴィクトリア アンド アルバート美術館所蔵の江戸時代の浮世絵で、いわば逆輸入です。
知っての通り江戸時代の浮世絵は、明治時代に日本国内ではそれほど価値があるものとされず、それこそ二束三文で外国に売られていきました。
ところが外国での浮世絵に対する評価は国内のそれとちがって、驚くほど高く、かなりの高値で取引されていました。
モネやゴッホなどヨーロッパ印象派に影響を与えたことは有名な話ですね。
会場では、音声ガイドを借りました。
もしこれから行こうと思っている人がいたら、音声ガイドを借りることをオススメします。
解説がわかりやすく、倍楽しめると思いますよ。
ちなみに音声ガイドは桂小米朝さんです。
展示品は非常に種類が多く楽しめました。
葛飾北斎の「富嶽三十六景」などはもちろん、喜多川歌麿、鈴木春信、鳥居清長といった有名人の作品もたくさんありました。
私が浮世絵で好きなのは風景画です。
特に「雨」や「雪」を描いたものが好みですね。広重の「蒲原」なんかサイコーですね。ベタですが「凱風快晴」も好きです。
すべて展示品を見終わって出口付近に行くと、なにやらテレビカメラ(サンテレビ)や神戸新聞のカメラマンやらが入場口付近を撮していて物々しい雰囲気でした。
(だれかエライさんでも来るのか?)
と思った私は、携帯カメラ片手にすぐさまミーハー体制に入りました。
すると!
おめでとうございます!!入館3万人目です!!
おいおい、それかい!
ということは、私も2万9千番台で入場してたのでしょう。惜しかった!