- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2005/08/25
- メディア: 単行本
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月曜日に購入。
前から読もう読もうと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれなかったんですが、月曜日に岡山にオープンした新しい本屋の前を通ったときに店頭に並べてあったのでやっと買うことが出来ました。
表紙が格好いい!!
おもしろかった!
かなり分厚い本なのですが、一晩で読んでしまいました。
いま月曜日に放映されてる「ガリレオ」に出てくる、福山雅治演じる湯川学が出てきました。
とにかく物語の随所に、巧妙に伏線が張ってあって、読みながら何度も読み返しました。
哀しかったです。
苦しかったです。
辛かったです。
それが読後の感想。
天才物理学者湯川学が、唯一天才と認める大学時代の友人石神が容疑者なんですが、その石神が作り上げた「難題」を湯川学が哀しくも解いていくんです。
その「難題」は石神が深く愛した女性を守るために作り上げたもの。
物語は、複雑なトリック、湯川と石神との友情、石神の強く深い愛情などが絡みながら進んでいきます。
そして最後は・・・・・
一見すると幾何の問題のようで、実は関数の問題。
という表現が出てくるのですが、物語はまさにそのような感じです。
最後のクライマックスあたりを読んでいるときに、iPodからミスチルの「Everything (It's you)」が偶然にも流れてきました。
涙が出そうになりました。
さすが直木賞作品。
さすが東野圭吾。
読んでないアナタ。
是非どうぞ。オススメします。