九州は桜満開を少し過ぎた感じかな。
久留米では夜桜を楽しむ人が見受けられたが、昨夜はかなり肌寒かった。
ホテルで映画を観た。
「12人の怒れる男」
1954年製作のアメリカ映画だ。
殺人事件の罪に問われた少年の裁判について、12人の陪審員が評決に達するまでの議論する様子を描いた作品だ。
この映画、場面の9割以上が陪審員が議論する部屋でのシーン。
だから予算はあまりかかっていない。
しかし面白い。
ずーーーーっと一室での議論をみせられるのだが、その議論にどんどん引き込まれてしまった。
裁判では圧倒的に少年に不利な証拠ばかりが提出される。
当初陪審員たちは、これは有罪間違いないだろうというおもいで議論を始める。
ところが、一人の陪審員が無罪を主張する。
彼は理路整然と証拠の矛盾点、様々な可能性を指摘していくうちに、他の陪審員にも徐々に変化があらわれはじめ物語は思わぬ展開に・・・・・
久しぶりに面白い映画を観たぞ。
この映画がアメリカの良心であることを望む。
そしてまだ浅い日本の裁判員裁判についても考えさせられる好材料だ。
オススメです。
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