船中八策

本題の前に、今日のびっくりその2。(その1は下の方に)

授業で「長男か長女の人手を挙げて!」

といったら、わあびっくり!

なんと一人をのぞいて全員が手を挙げた。

「ええ!!!福岡ってどっかの国みたいに一人っ子政策でもやってるんか!?」


と思い、何人かに一人っ子かどうか訊いてみた。

するとみんな「3人兄弟です」とか「2人兄弟です」。。

な、なんで!?




さあ、香椎のみんなよ、これが「船中八策」だべ。

一、政治の権利を朝廷に返し、政治の命令はすべて朝廷から出るようにする事
(これが大政奉還の考え方)

一、国会を設け、議員を選んで国の政治に関わらせ、すべて公正な議論で決める事
(五箇条の誓文につながる)

一、有能な公家や大名その他の人を顧問に迎え、待遇を与え、今まで役に立たな
  かった役職は廃止すること

一、外国との国交については広く意見を求め、平和条約を結ぶこと

一、昔の律令の良いところを参考にし、将来にわたって誇りを持てる憲法を新しく
  定めること

一、海軍を充実さす事

一、天皇を護る軍隊を置き、首都の治安を維持する事
(この考え方が近衛兵へつながる)

一、金銀や物の値段を外国と釣り合うよう、規則できめる事 (為替レートのこと)

尊王倒幕の勢いが強まる中、『武力での討幕は外国の内政干渉を招くおそれがあるので、なんとか平和のうちに新政府樹立を』、と願った坂本龍馬は、1867年、長崎から上洛する船中、新しい政治方針をまとめた。


それが『船中八策』です。
(橋下代表率いる日本維新の会が掲げる「維新八策」は、ここからきている。当然中身は全く別物だけど)

今からおよそ140年前の人物の考えです。

実に胸アツですね〜