JIN

昨日、私の誕生日を祝福するかのように、楽しみにしていたドラマが始まった。

「JIN」だ。

2年前の続編。

江戸時代にタイムスリップした医者が、苦悩しながらも目の前の命を必死で救おうとする物語だ。

2年前も欠かさず観ていた。

思わせぶりな終わり方だったので、思わず原作を読んでしまいそうになったが、ぐっとこらえること2年。

待ちに待った続編スタートというわけだ。

ストーリーもおもしろいのだが、俳優陣がすばらしい。

レギュラー出演の大沢たかお綾瀬はるか坂本龍馬演じる内野聖陽、花魁の野風を演じる中谷美紀などなど実力派が本当にすばらしい演技をしてくれている。



どれも「ハマリ役」だと感じるのは、そのすばらしい演技がそのように思わせているのだろう。

2年前は、武田鉄矢緒方洪庵役で出演していた。

昨日は市村正親がゲスト出演。

その市村が演じたのが佐久間象山

これが本人に似ていた。

ちなみに京都三条木屋町には、幕末の思想家佐久間象山遭難の碑が建っている。佐久間象山の門弟には、勝海舟坂本龍馬橋本左内加藤弘之吉田松陰など幕末から明治期に活躍した有名人が多数いる。
その佐久間象山を三条で斬った河上彦斎(かわかみげんさい)が、マンガ「るろうに剣心」の主人公緋村剣心のモデルとなった人物だ。


あと子役のきいち。この子も演技上手いなぁ。「江戸時代の子供」ってこんな感じだったんだろうなぁって思わせられる。

昨日は心に残る台詞もたくさんあった。

久坂玄瑞が龍馬に最期に言った、

「お前は間違えるな!」

いいねぇ。これは蛤御門の変の後に久坂が自害するシーンでの台詞。当時の長州の立場、長州の苦しみ、苦悩、これらが凝縮されていた。

それから、船上で龍馬が仁に言った台詞も印象的。

死んでいった者らに報いる方法は一つしかないち、もっぺん生まれてきたい、そう思える国にすることじゃき。そう思わんかえ。

なんだろう・・・・

1つの答えだね。

最後に挿入歌。

これは前回のMISIAの曲がすごく好きだったので、変えないで欲しかった。


今後も楽しみだ。