人志松本

 
先日放映された「人志松本のすべらない話」の録画を観た。

正直言って、かなりパワーダウンした感があった。前のように「何度聞いても笑える話」はなく、「くすぐり」程度だったというのが私の感想だ。

加えて演出にも疑問が残った。出演者が多すぎる。ネタ切れ感が否めない。同時に、会場に足を運ぶ芸能人も過剰演出だと思う。

それから挿入される過剰な笑い声。

そろそろ潮時だろう。


一方、スピンオフ企画で始まった「人志松本のゆるせない話」は面白い。こちらのほうがよっぽど笑える。

先日放映された「ゆるせない話 2」を観た。ちなみに関西ではパート2はまだ放映されていない。

毎回、ジュニアのゆるせない話が笑える。パート1では「セミはかわいそうという教育」にジュニアは怒っていた。

ジュニア曰く、

「あのちっさいカラダで、夏の暑い時に、あっさから大音量で、ミンミンミンミンやってたら、そら死ぬやろ!」

とお怒りであった。「あんなの自業自得ですよ!」と言っていたが、言われてみると「確かに」って思えるところが笑える。

タケトという芸人の怒りも笑った。彼がゆるせなかったのは「レッドカード」。

野球などで審判から「退場!」と命じられた場合、野球選手はそれでも審判に食い下がる場合がほとんどだ。ところがサッカーはどうかというと、レフェリーが「ピー!レッドカード!」と示した途端、サッカー選手は膝を崩し、頭を抱え、「わあ、俺人生終わった・・」くらいの落ち込みをみせて崩れ落ちる。タケトはそれがゆるせないらしい。もっと自分に自信を持てよ!レッドカードを出されてもしっかり主張しろよ!といいたいらしい。

なんか頷ける話だ(笑)




松本のゆるせない話も笑った。(パート1で)

松本は「芸能人の飲酒運転の謝罪会見」に怒っていた。

芸能人が飲酒運転で捕まった後に、記者会見で

「申し訳ありませんでした。もう二度とお酒飲みません。車も乗りません」

などという。松本はこれがゆるせないらしい。どういうことかというと、「おまえ、それしらふで言うなよ!」ってことだ。つまりしらふで「飲酒運転しない」と言ったところで説得力がないということだ。どうせなら記者会見もベロンベロンに酔っぱらった状態で、「ヒック・・・もう・・酒飲んで・・・ヒック・・・運転しません・・・」と言ったなら信用できる、というのだ。

松本らしい視点だが、「確かに」と思わせるところがこれもまた面白い。


そう言えば、私自身も「ゆるせない話」がある。

「ジェットタオル」だ。

スーパーなどのトイレによく置いているジェットタオル。あれに手を突っ込んで、ちゃんと手が乾いた試しあるか!?ちゃんと乾かそうと思ったら、どれだけ時間かかるねん!!中途半端やねん!!

あれ作ってるメーカーに言いたい。

あれで「完成型」だと思ってるのだろう。だから全然進歩しない。もっとジェットを強くしたり、風も斜め上から下に向けて出るようにすると水も下に落ちやすい。工夫あるやろ!


以上、ゆるせない話でした。