クロマニヨン人

でかした!イリイ!!

とだけ言っておこう。


さて本題。


日曜夜はホテルのレストランで一人もつ鍋。

今日はいつもよりかなり混んでいた。

なんでだ!?

と思ったら、世間は連休だったのか。。。

一人で黙々ともつ鍋を食べていたら、壁を隔てた隣のグループの声が気になりだした。

なぜかというと、変な単語が飛び交って、さらに大きな声で男女が激論を交わしているのだ。


変な単語というのは、「釣り竿」とか「クロマニヨン人」とか。


何を熱く語ってるんだ!?

と思い興味が出てきて、少し集中して聞き耳を立てていた。

話の筋をまとめるとこうだ(たぶん)。

あなたはいま一人で湖の畔を散歩しています。


するとそこでお腹をすかして苦しんでいるクロマニヨン人に出会いました。

もちろん言葉は通じません。

クロマニヨン人はあなたにすがるようにしてきました

ふと見ると、脇に釣り竿がありました。

あなたは釣りの名人です。

幸い湖にはたくさんの魚がいます。

さあ、あなたならどうしますか?


この問いについてああでもない、こうでもないと激論を交わしているのだ。

さてみんなならどうしますか?

振り切って立ち去りますか?

または得意の釣りで魚を釣ってあげますか?

それとも・・・・・


私なら十中八九魚を釣って食べさせてあげるだろう。(生やけど)

じゃあ、釣ってあげて食べさせたとしましょう。

一週間後、あなたは再び湖を訪れました。

するとまたあのクロマニヨン人に出会いました。

一週間前と同じく、クロマニヨン人はお腹をすかして苦しんでいます。

脇には釣り竿が。

あなたと目が合いました。

さあ、あなたならどうする??


というわけで、この話は無限ループするわけです。

どうやら会社の研修での問題だった模様。

新入社員が会社に入社してきた。

右も左もわからない。

それなのにいろいろな仕事を与えられる。

あなたは先輩。

右往左往している新入社員。

見るに見かねたあなたは新入社員に、「これはこう、これはこう」とどんどん代わりに仕事をやってあげた。

新入社員は大感謝。

こうして新入社員は頼れる先輩を見つけることができて安心する。

ところが・・・・・



もう書かなくてもわかるでしょう。



まあ、会社の研修にありがちな設定なのかな。。

もし私がその研修に参加していたらどう答えただろう?

そもそも設定がおかしいです。

この問題設定は、自分と相手との関係性が重要です。

自分と相手との関係が続くことがわかっている場合(つまり会社間での先輩後輩関係のように)と、自分と相手との関係が偶発的で、今後も関係が続くとは思えない場合(クロマニヨン人と自分)とでは対応が変わると思います。

前者であれば、釣りの仕方を教えて自分で釣れるようにするでしょう。

後者であれば何度でも助けます。


こんなところかな。

俺、ややこしい社員やね 笑


みなさんの答えはいかに???