ミナミの某ショップへ行った。
靴を買うためだ。
某ブランドの靴を探していた。
それがミナミの某ショップにあったのだ。
実は3日前にその店に行った。そこでついに見つけたのだ。
この某ブランドの靴は入手が困難で、サイズがなかなか見つからない非常に希少なものなのだ。
価格も10万以上する。
現在その某ブランドの靴を一足持っている。サイズは8.5でウィズはD。
3日前にそのショップに行ったときに、滅多にない8.5のDを見つけたのだ。
当然試着した。
いい!!
しかし1つ心に引っかかるものがあった。
それは今回買おうとしているシューズと、現在所有しているシューズとではラストが違うのだ。
ラストというのは木型のことで、靴を作るときの「原型」みたいなものだ。このブランドではラストが違えば、サイズが異なるといわれている。
そして一般的には、私の所有しているラストと今回買おうとしている靴のラストを比べた場合、サイズはワンダウン、つまり8.5→8が合うとされている。
その知識があったものだから、8.5を3日前に履いたとき、確かにジャストフィットだったのだが、念のために8も履いてみてから買おうと思った。
何せ値段が値段なのでね。
残念ながらその店には8がなく、翌日、梅田の某店に行ってみた。
するとそこに8があった。履いてみたら少しきつい。
これで結論が出た。
オレは8.5を買えばいい
残念ながら梅田の店には8しかなく、肝心の8.5は在庫がないということだった。
かくして、ミナミの某ショップへターゲットである8.5を買いに行くべく今日を迎えたのであった。
ショップに到着するなり、なんの迷いもなく店員に、
「これのエイトハーフください」
と告げた。
すぐに定員が倉庫へ向かう。
いよいよゲットの瞬間だ!
2・3分して店員が片手にながーーーーいレシートを持って現れた。
「すいませーーん」
不安がよぎる。
「こないだまでウチにあったんですけど、売れちゃいました」
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってぇな。3日前にここで履いたんやで」
「ちょっと六本木の店から取り寄せ要請がありまして」
「(絶句)」
「ほんま力になれなくてすんません」
おぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
なんちゅう苦難の訪れやねん!!!
くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!
もう怒った!
帰りはJRなんか乗らんぞ(怒)
南海ラピートじゃ!!
JR関係ないって!?
八つ当たりや!!!!