尖閣問題

領土問題は既成事実を作った方が勝つ。

沖縄について、明治政府は既成事実を積み上げることで日本領とした。

ちなみに尖閣諸島沖縄県だ。戦後アメリカの施政権下に置かれ、1972年にアメリカから施政権が日本に返還された。沖縄返還である。

中国や台湾はそれまで領有権を主張しておらず、1968年に国連が行った海洋調査により海洋資源がある可能性があることがわかった。

すると突然領有権を主張しだした。

全く筋が通らない。

今回の問題は「尖閣問題」という「領土問題」ではない。領海侵犯である。

ところが極左内閣の菅政権は最悪の対応をして「領土問題」にしてしまいそうだ。

こちらが「大人の対応」をすれば向こうも「わかってくれる」とでも思っていたのか?

常識が通じない国があるべきことを自覚すべきだろう。そして中国がどういう国か。

前原外務大臣は、当初「国内法にのっとって粛々と対応する」と言っていたが、それで良かったのだ。結局、そうしなかった。

国交大臣だったときもそうだったが、八ッ場ダムのときもそうだった。最初は「建設中止!」と言っておきながら、結局どうもならなかった。
大きな花火を打ち上げて、結局尻すぼみ。もうパターンだな。

これがつい2週間前、新聞テレビがこぞって持ち上げて世論誘導して誕生させた菅政権の姿である。



さて、中国は日本に謝罪と賠償を請求してきた。

どうなるのかな?