S-1グランプリというのをみた。優勝はノンスタイル。順当だったと思う。しかし、観ていてわけわからんかった。M1なら漫才、R1ならピン芸、キングオブコントはもちろんコント。こんな風に｢何を争っているのか｣がある程度色分けされていてわかりやすい。
その点S１は何を争っているのか、何で争っているのかがまるで見えなかった。ライブで普通にネタをやるコンビもいれば、作り込んだドラマ仕立てのVTRを流すコンビもいたし、陣内氏などは普通のネタやし、ケンコバ＆千原ジュニアは｢にけつ！｣の収録現場から、普通にジュニアの笑えないフリートークネタを3分やっただけ。
どれも何か学園祭みたいな感じで、M1やR1などに見られる芸人の｢本気の緊張感｣などは微塵も感じられなかった。この内容で優勝賞金がM1の10倍の1億円というのだから、これがさらにシラけさせた。
ソフトバンクも、こんな大金を準備できるのなら、他に使い途があるだろう。ソフトバンクユーザーが一番不満に思っているのが｢電波の悪さ｣だ。ちょっとはインフラ整備にまわさんかい！
