今日は急遽、N開の先生3人と奈良へ行くことになった。
目的は奈良国立博物館で開催中の「鑑真和上展」。(http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2009toku/ganjin/ganjin_index.html)
唐招提寺鑑真像の実物は見たことがなかったので、
今日は貴重な一日となった。
360度観れた。
何度も渡日に失敗し、5回目の失敗でついに失明し、
それでも日本に来ることを諦めず6度目に来日を果たした鑑真。
その間に、自分の弟子も失い、日本から自分を迎えに来てくれた僧侶栄叡も命を失い、通常なら挫折しそうな苦難にあいつつも、最後には成し遂げた。
「東征絵伝」には、そんな鑑真の姿が描かれていた。
その信念の強さと、鑑真像の表情にみられる柔和な表情とのギャップに、この人物の奥深さを感じ、圧倒されてしまった。
日本史軍団には行って欲しいな。
お土産に「せんとくんお守り」を買いました 笑
それにしても、一緒に行った先生の、
「鑑真って、日本から何であんなに苦労して中国に渡ったのに、また日本に帰ってこようと思ったの?」
の質問にはぶっ飛んでしまった。
鑑真って中国人なんですけど・・・