昨日書いた、『5つの心』について、結構いろんな人から反響があったので、今日は似たような話をもう一丁。
中江藤樹という人がいます。江戸時代初期の陽明学者です。近江聖人と呼ばれています。
彼の教えの中に『五事を正す』というのがあります。
貌・言・視・聴・思
です。
貌(ぼう)・・・和やかな顔つきで人と接し
言・・・思いやりのある言葉で話しかけ
視・・・澄んだ目でものごとを見つめ
聴・・・耳を傾けて人の話を聴く
思・・・まごころこめて相手のことを思う
う・・・・ん。
これが日常的に出来たらまさに『聖人』ですねぇ。。。