鳥肌がたった

一週間ほど前かな?

こんなニュースをYahooでみた。


「江戸時代のイタリア人宣教師か?遺骨見つかる」


さて、ここで問題です。


次の文の空欄を埋めて下さい。

新井白石屋久島に潜入したイタリア人宣教師( )
を審問して、『西洋紀聞』をまとめた」


受験生なら( )に誰が入るかすぐにわかるだろう。


上記のニュースタイトルを目にしたとき、


もしや⁈


と思って記事を読み進めると………



おおおおおおおお!!



やはり!!!





その人だったぁ!!!


ジョヴァンニ・バティスタ・シドッチ


そう、シドッチだ。

シドッチは日本で布教すべく、1708年屋久島に武士の変装をして潜入。

しかしそんな変装などすぐにバレて、江戸の切支丹屋敷に幽閉される。


そしてその取調べをしたのが新井白石


白石とシドッチはお互いに相手のことを認め合いすっかり意気投合。

その中でシドッチから伝聞した海外事情をまとめたものが『西洋紀聞』。


その後シドッチは1714年に47歳で亡くなった。

ちなみに幽閉中のシドッチの世話をしていた老夫婦がいた。

老夫婦はシドッチに感銘を受けて、キリシタンになってしまう。


このことが原因で、シドッチは地下牢に入れられることになる。





さて話を現代へ。

東京の文京区で3つのお墓が並ぶように見つかった。

そこから人骨がみつかり、DNA鑑定の結果シドッチの遺骨だとわかった。

あとの2つの墓は、シドッチの世話をしていた老夫婦のものではないかと。


DNA鑑定の結果が出たのは先週のことだが、

実はお墓が見つかったのは2014年のことだそうだ、


シドッチが亡くなったのが1714年。


ちょうど300年後にお墓がみつかるなんて……


チョット鳥肌もののニュースでした。