YELL

年末に間隙を縫ってポケットWifiを買った。

これでiPhoneiPad共にいつでもどこでも高速インターネットが楽しめるようになった。

というわけで、最近は電車移動の時はYOU TUBEばかり観ている。ストレスなくサクサク動くので気持ちが良い。

九州からの帰り、なぜかコブクロの「蕾」が聴きたくなった。

言っておくが、別にコブクロファンでもなんでもない。ただなんとなく聴きたくなったのだ。

YOU TUBEで検索すると、関連動画が表示される。そこに「コブクロデビュー前」という動画があった。

観てみると、大阪の毎日放送コブクロのデビュー約半年前からを密着取材したモノだった。ちなみに司会は西靖。髪の毛フサフサだった笑

なかなか面白かった。

それからコブクロに興味がでて少し調べた。

2人は堺東の商店街で別々でストリートミュージシャンをやっていた。それで顔見知りになって意気投合したらしい。

黒田君(背の高い方)のギターがあまりにもヘタクソで、見るに見かねた小淵君(低い方)が代わりにギターとコーラスを始めたのが縁のようだ。

小淵君が一番最初に黒田君に楽曲提供した曲。それが「桜」。

コブクロは2001年デビュー。「桜」は2005年に発売された、シングル12枚目の作品。

その曲がなんと2人をつないだ曲だったとは。

マチュア時代にストリートで「桜」を歌ったときに、お客さんから「誰の曲ですか?」と訊かれた黒田君は、オリジナル曲というのが恥ずかしくて「ミスチルのインディーズ時代の曲」とこたえたらしい。

番組の中で、2人が路上ライブをしていた場所が出てきた。

なんや!天王寺MIOのあそこやん!!

てな感じで知ってるところがバンバン出てきて、余計に親近感が生まれてきた。(勝手にね 笑)

小淵君は宮崎出身。コブクロ結成してから1度も故郷へ帰ってなかった。そこでデビュー後、初めて凱旋ライブをやった。

番組ではその時の模様も放映された。

MCの途中で黒田君(高い方)が言葉に詰まる。なかなか故郷に帰れなかった小淵君のことやら、デビューまでのことやらが走馬燈のように頭をよぎって、感極まったのだ。

「なんで俺が泣いてんねん」

と泣き笑いの黒田君。

その状態で「桜」を歌い始めた。

歌おうとするのだが、涙が出そうになりそれをグッと堪えるため歌えない。

普段コーラスの小淵君がすかさずフォローしてメインパートを歌う。

そんな2人の姿をみて、なんか感動してこっちまで泣けてきた(電車の中やで 笑)

デビュー曲の「YELL〜エール〜」。この曲って、発売当初、受験生応援ソングとしてヒットしてたんやね。全然知らんかった。

どんなに小さなつぼみでも

凍える冬を越えればほら

春が来るたびに鮮やかな花が咲くのだから

あなたが今日まで歩いてた

この道まちがいはないから

春には大きな 君が花になれ


見送る友の顔に 目を伏せ 走り出す窓に

もう戻れない その不安を 希望だけじゃ断ち切れないでいるけど


今 君は門出に立ってるんだ 遥かなる道をゆくんだ
誇り高き勇者のよう 風立ちぬ その道のどこかで

君を探してるんだ 誰かが君を待ってるんだ

思い描く夢のもよう いつの日にかその目に映せ

(コブクロ YELL〜エール〜から引用)

さあ、賽は投げられた。

歌詞にあるように、君がやってきたことは間違いではない。自信を持って行ってこい!

できないことを考えるな。やってきたことを考えろ。あれもやった、これもやった。

あのクソ暑い中、頑張って講習を乗り切ったやん。

モエニホ模試に向けて思いっきり勉強したやん。

  

一年前の自分と比べてみよ。

確実に成長した自分がいるはずだ。

頑張ってきた君を我々講師は知っている。

負けない。

絶対負けない。

大丈夫!!!