で、どうなんやろ?

福山のバイトの学生がGWに沖縄へ行くと言っていた。私が沖縄好きなのを知っていたので、「どこかいいところないですか?」と訊かれた。

いくつかオススメポイントを地図と共に描いて渡してあげた。

その中の一つにこう記した。

沖縄の父

さて沖縄の父とは何か?


沖縄の父とは国際通りで喫茶店を経営している占い師のことだ。

人に勧めときながら、実は自分自身その店に行ったことはない。

沖縄の父を知ったのは、職場の英語の先生に教えてもらったからだ。その先生曰く、

占いは絶対当たる!

というのだ。

私はそもそも占いが「絶対当たる」なんてことは鼻からから信じていないし、占い師がよく使うコールドリーディングというテクニックも知っているので、その先生の話も話半分に訊いていた。


というようなことをバイトの学生に話した上で、「ちょっと行ってきてみてや!」と提案したのである。

バイトちゃんはかなり乗り気で、「絶対行ってきます!」と意気込んでいた。




先日沖縄帰りのバイトちゃんに会った。

「おお!沖縄の父行った?」
「はい!行きました!」


詳細を聞いた。

お店の名前はサンフランシスコ。店長は昔仕事でサンフランシスコに住んでいたんだそうだ。ある時、飛行機に乗る際、妙な胸騒ぎがして、本来乗るべき飛行機を乗らずに過ごしたところ、その飛行機が墜落したんだそうだ。その出来事以来、不思議な力が身についたという。

その店はスチュワーデスなどの間で評判で、いつも予約でいっぱいなんだそうだ。



バイトちゃんは妹と二人で予約なしで店に行ったんだそうだ。

店に入って占い料金2000円を払い、テーブルに座るとすぐにその人がやってきて、最初に手相をみせてくれと言う。

手相をみせるとすぐに、「ふ〜ん。わかった」と言うと、そこからいろんなことをペラペラペラペラ〜と言い当てられたんだそうだ。

そして結婚などについて占ってもらったらしい。


バイトちゃんは大満足で「すごかったですよ!」って言ってた。

疑い深い私は、その話を聞いても「ほぉ」って言う程度だったが、まあ少し興味がでてきた。

次回沖縄に行った際には、是非サンフランシスコに立ち寄ってみようと思う。話の種になるだろうから。


それにしても何占ってもらおう??あんまり浮かばんぞ・・・