大阪府議会

昨日沖縄から帰ってきて、すっかり頭の中が惚けてしまったので、今日はリハビリをかねて(?)、大阪府議会を傍聴してきました。

朝、府議会のホームページをみると、今日は野党の民主党の代表質問で質問内容も(おそらく激しい論戦になるやろなぁ・・・)と興味がでたので、急遽行くことにしたんです。


大阪府庁に行くのも、府議会を傍聴するのも初体験でした。


噂には聞いてましたけど、府庁は歴史ある建物で、都庁なんかと比べると、なかなか味があって渋い建物でした。

あちこち撮影したかったのですが、生憎携帯電話を忘れてしまって、撮影できませんでした。残念。ちょっと早めについたので、庁舎内をウロウロ物色したのになあ。。。


ちなみに、私は府知事選の時は橋下氏を支持していませんでしたが、誰が当選しようがその知事を応援しようと思ってました。大阪府の現状は、足の引っ張り合いをしている場合ではないからです。


さて、今日は民主党無所属ネットの西脇邦雄議員の質問でした。質問は9項目36内容。主な内容は次のものです。

1.知事の姿勢→核武装発言、岩国市長選での発言について

2.府を破産会社と決めつけていいのか→
 ・危機を煽りすぎると公募債金利や企業進出にマイナス
 ・財政指標(BS)をどう見ているのか など

3.市長会と暫定予算について→
 ・なぜ暫定予算にしたのか。影響やご迷惑の中身は何か?
 ・協議の経過のあるものは当然見直しからはずすべき。
 ・府と市町村の関係をどう考えるか。 など

4.予算編成について
 ・府債発行ゼロを撤回するべき。など
 
5.事業見直しの手法→
 ・1100億円削減でセーフティネットが痛んでしまうのではないか。
 ・ダム事業など公共事業改革をするべき。 など

6.国にモノ申さずー分権改革の視点はゼロ
 ・なぜ地方債が増えたか。
 ・医療計画など国の関与が多すぎる。 
 ・橋下改革は内向き。財務省の喜ぶモデルが出来る など

7.入りを図る視点がない

8.教育改革

9.救急医療の課題


橋下知事は一つ一つの質問に、冷静に答えていました。前半では声を荒げるシーもあって、なかなか迫力ありました。

知事は終始緊張した面持ちで、顔が引きつっていましたが、野党の激しいヤジにも全くペースを乱されることなく、答弁していましたねぇ。


一方野党は「批判のための批判」をしている感じがものすごくしました。批判は大切ですが、民主党は国会でもそうですが、ちゃんと対案を示した上で批判をしないと議論になりません。それから何度も書きますが、あの汚いヤジはどうにかならんモノでしょうか??株主総会の総会屋のようでした。

私には野党の議員が、「輩」に見えましたけど。

 
ヤジを飛ばしているのは、ほとんどがベテラン議員でした。若手の議員はなんか大人しかったかな。それはそれでガックリだったり・・・

いちど野次ってるところを中継して、有権者に後悔して欲しいなあ。投票した人は、どう思うだろう?


府議会を傍聴していて、非常に腹が立ったのは、議会の「雰囲気」でした。

ひと言でいうと、緊張感があるのか?ってことです。

知事をはじめ、質問を受ける側の緊張感はひしひしと伝わってくるのに対して、私が上で「輩」と表現した議員たちは、揚げ足取りのヤジや、小馬鹿にした嘲笑を繰り返していました。

府がこの財政状態で、何であんなにヘラヘラ腕組んで笑ってられるのか?

傍聴席から「お前ら、マジメにやれ!!!現状わかってんのか!!」って怒鳴ってやろうかと思いましたよ。



府議会の様子は、インターネットですべてみれますので、興味ある方はコチラをどうぞ→http://www.gikai.net/dvl-osakahu/

でもやっぱりライブが面白いですよ。

また行こうっと。明日も行こうかなあ。。。

明日は共産党黒田まさこ子さんの代表質問です。。


ガンバレ!橋下知事!!